傷跡が気になる方におすすめの豊胸手術は?

傷跡が目立たない豊胸手術とは?

「豊胸手術後の傷跡が目立たないか心配」という方は多くいらっしゃいます。特にメスを入れる豊胸術に関しては、傷跡が残るイメージが強いかと思います。

しかし、最近では傷跡が目立たず周りから「バレない豊胸」が増えております。今回はそのような豊胸手術のご紹介をします。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸はタンパク質の一種で、コラーゲンと同じく美容効果の高い成分として注目を集めています。シワの除去や肌質改善などで有名なヒアルロン酸ですが、実はバストアップにも効果的なものです。

ヒアルロン酸は体内の水分を溜め込む性質があるので、皮膚の内側に水分を集め結果的に肌に張りを与えます。その性質を応用して、バスト内にヒアルロン酸を直接注入することでボリュームアップを計るのがヒアルロン酸注射による豊胸手術です。

メリット

まずヒアルロン酸は体がもともと持っている成分なので、アレルギーなどのリスクが低いことがメリットとして挙げられます。

そして、ダウンタイムの短さも大きなメリットです。ダウンタイムとは美容整形を受けてから生じる腫れや内出血の期間や、術後の筋肉痛のような痛みの期間などを総括して、術後から社会復帰できるまでの期間のことを称します。

ヒアルロン酸注射は術後に即退院で早ければ一日で社会復帰が可能で、長引いても2~3日程度のダウンタイムです。その手軽さから「プチ豊胸」と呼ばれていたりします。

デメリット

ヒアルロン酸は基本的には栄養素です。そのため、体内にあると吸収されていずれ無くなってしまいます。そのため、ヒアルロン酸による豊胸は持続期間は1ヵ月~1年と非常に短いです。
※当院では、安全上の理由でヒアルロン酸豊胸は行っておりません。気になる方はカウンセリング時にお問い合わせください。

他に、豊胸には粒子の大きなヒアルロン酸を使用するため、感触が固めです。見た目や動きは自然ですが感触だけはやや不自然になる傾向です。サイズは1カップ程度のアップなので物足りないと感じるかもしれません。

シリコンバッグ豊胸

メスを使う施術のため、傷跡が気になる方が最も多いのがシリコンバッグ豊胸です。

しかし、当院のシリコンバッグ豊胸は切開箇所を最小限にした上で、形成外科認定専門医による丁寧な縫合で傷跡がほとんど目立たないと大変好評いただいています。

メリット

2カップ以上確実にバストアップができて、持続期間も半永久的です。

デメリット

個人差はありますが、注入での豊胸術と比較してダウンタイムがあります。

脂肪注入

自分のお腹やお尻の脂肪を吸引して、その脂肪をバストに直接注入してサイズアップさせる施術です。自分の組織を使用するので、アレルギーなどのリスクは限りなく低く、バストアップとシェイプアップ両方を実現できます。

メリット

バストがそもそも脂肪の塊なので、脂肪注入による豊胸は他の施術と比べて、形や動きはもちろん感触まで最も自然な仕上がりとされています。そのため、比較的バレにくい豊胸手術でもあります。

さらに運よく注入した脂肪が定着すれば、半永久的に持続するというメリットもあり、生涯で一度の施術で済む可能性もあります。

デメリット

半永久的な持続時間はあくまでも脂肪が定着した場合で、運悪く定着しなかった場合は数年で元に戻ってしまいます。脂肪が定着するかしないかは予測できるものではなく、運任せな部分があるのがデメリットです。

また体全体で脂肪が少ない人や、皮膚が固めで伸びづらい人には効果が薄く、場合によっては施術できないこともあるので、やや人を選ぶ傾向にある施術です。

まとめ

豊胸術での傷跡が気になるという方、シリコンバッグ豊胸でも3ヵ月もすればほとんど気にならないくらい自然な仕上がりとなります。

不安な方はぜひ、カウンセリングに専門医にご相談ください。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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