アクアフィリング豊胸について

アクアフィリングとは?

アクアフィリングとは2004年に欧州で開発され、日本で確立されてからおよそ5年程度と比較的新しい豊胸手術です。

バスト内に98%の水と2%のポリアミドで構成されたジェル状の液体を注射することにより、バストを内側から膨らますという施術です。

アクアフィリングのメリット

アクアフィリングはヒアルロン酸注射と同じく「プチ豊胸」に分類され、切らずに注射のみで済む豊胸手術です。そのメリットをご紹介します。

ダウンタイムが少ない

ダウンタイムとは、施術後から腫れや内出血、痛みなどの症状が収まり社会復帰できるようになるまでの期間のことを指します。

メスを用いた豊胸手術ではおよそ2週間程度のダウンタイムを要しますが、アクアフィリングでは早ければ翌日から活動でき、長くても数日のダウンタイムです。

持続時間が長い

同じくプチ豊胸に分類されるヒアルロン酸の場合、その効果持続時間が約半年~2年程度であることに対し、アクアフィリングは3~5年程度と持続時間が長めです。

感触が柔らかい

シリコンバックやヒアルロン酸注射などは、施術後のバストが固くなる傾向があり、感触がやや不自然になります。

アクアフィリングは柔らかい感触と、形・動き共に自然な仕上がりを実現するので、周囲にバレるリスクの低い施術です。

クーパー靱帯の負担が少ない

メスを使わない施術ならではのメリットです。クーパー靱帯とは、バストと大胸筋を繋ぐワイヤーのような組織で、このクーパー靱帯が切れてしまうとバストの下垂の原因になります。

メスを用いたシリコンバックのような施術はどうしてもクーパー靱帯を切ってしまうので下垂しやすい傾向にありますが、アクアフィリングならクーパー靱帯に負担をかけずに施術可能です。

カプセル拘縮のリスクが低い

豊胸手術後に、乳房が極端に固くなってしまう現象をカプセル拘縮といい、しこりと同じく豊胸後によく見られる合併症の一つです。

豊胸のために注入・挿入した物質を体が異物と判断してその物質を「被膜」で覆います。そのこと自体はむしろ必要なことなので問題ありませんが、その被膜が厚くなりすぎてしまうと内部圧力が高まり石のように固くなってしまうことをカプセル拘縮と呼びます。

アクアフィリングによって形成される被膜は他の豊胸のために使われる物質よりも薄いとされ、カプセル拘縮のリスクも低いと言えるでしょう。

アクアフィリングの問題点

前述のとおり、アクアフィリンには様々なメリットがある施術として注目されています。しかし、同時のその問題点も浮き彫りになってきたのでご紹介します。

しこりのリスクがある

しこりとは、豊胸手術全般で起こりやすい失敗例で、施術後しばらくしてからバスト内に固い異物感が生じた場合は、しこりである可能性が高いです。

アクアフィリングはしこりの発生するリスクが低い施術として謳われていますが、アクアフィリングの施術後にしこりが発生したという例は少なくないのが現状です。

実は融解されない

しこりが発生しても生理食塩水ですぐに融解できる、というのがアクアフィリングのメリットとしてクローズアップされていますが、そうとは限りません。

たしかにほとんどが水でできているアクアフィリングですが、2%のポリアミドはプラスチックに分類される物質です。そのため、水で柔らかくなっても溶けることはなく、結果的には特殊な吸引でしこりを除去するしかなくなるケースもあります。

認めていない国もある

米国では、アクアフィリングの補強手術後に慢性炎症、腫瘍などの合併症が報告されています。そのため、日本でいう厚生労働省にあたる米国のFDAはアクアフィリングによる豊胸を認可していません。

また、韓国と日本の美容外科学会はアクアフィリングによる豊胸手術を「現時点では推奨しない」という声明を出しています。

毒性が否定しきれない

アクアフィリングの原料はモノマーという物質ですが、このモノマーは場合によっては発がん性を持つ可能性があるとされ、危険視する声もあります。 実際にアクアフィリングに発がん性があるのかは、ある程度の時間が経過しないとわからないことであるため、それを懸念したあえてアクアフィリング導入していない美容外科もあります。

まとめ

アクアフィリングは新しい施術なため、施術例も施術後の経過に関するデータも少ないのが現状です。そのため、安全性を疑問視する声も少なくありません。

他の豊胸手術にも言えることですが、このようなリスクを踏まえ、医師と相談して施術を受けるか検討していただければと思います。

この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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