バストのエイジングケアで普段気を付けておくこと

バストのエイジングケアで普段気を付けておくこと
若いころは美しい形を保っていたバスト。
それが年齢とともに弾力やハリが失われ、下垂していくのは多くの女性にとって大きな悩みです。
エイジングケアといえば、フェイスラインや顔のシミ、しわについてフォーカスされがちですが、こちらではバストのエイジングケアについてご紹介します。

バストの型崩れの原因

バストが年齢とともに型崩れしていくことには、いくつかの原因があります。

女性ホルモンの分泌量の減少。

女性ホルモンの分泌は30代前後を境に徐々に減少していくと言われています。
女性ホルモンには「エストロゲン」「プロゲステロン」があり、これらの分泌増加によって
乳腺が発達していきます。
それらの分泌量が減ることで、乳腺の活性度の低下しバストにも変化が現れます。
また「エストロゲン」は女性らしい身体を作る働きがあり、肌のハリや弾力の低下に影響します。

バストを支えるクーパー靭帯の伸び

バストを構成するのは、主に
•乳腺
•脂肪
•クーパー靭帯
の3つです。
それらを大胸筋で支えています。
クーパー靭帯は乳腺と筋肉や皮膚を繋いでいる組織で、コラーゲンで構成されています。
このバストを内側から支えているクーパー靭帯ですが、ある程度の柔軟性はあるものの、一度伸びたり切れたりしてしまうと、元に戻らないためバストが下垂してしまいます。
バストが下垂すると、バストの上部、デコルテ部分の肉が下に下がり、貧相な見た目になってしまいます。

クーパー靭帯が伸びたり、切れる原因として、運動時の揺れが挙げられます。
ジョギングやジャンプをするスポーツではバストが激しく揺れるため、クーパー靭帯に大きな負担がかかってしまいます。
揺れを抑えるようなスポーツブラを必ず着用しましょう。

無理なダイエット

バストのほとんどは脂肪でできています。
「ダイエットをしたら胸が小さくなった」という話はよく聞くお話ですが、急激なダイエットで脂肪を減らすと、バストも小さくなってしまいます。
それによって皮膚が余り、型崩れがおきてしまうことがあります。
また無理な食事制限によるダイエットでは、バストを支える筋力も衰えてしまい、さらなる下垂につながる恐れもあります。

バストの型崩れを防ぐには

自分にあったブラジャーをする

バストの型崩れにおいてポイントとなるのは、
・バスト上部のハリ
・バスト下部とサイドのたるみ
です。
加齢によるホルモンバランスの変化と皮膚弾力の低下、クーパー靭帯の損傷などによってバスト上部(デコルテ部分)がそげていき、バストのサイドや下部がたわんでいきます。
サイズの合っていないブラジャーをしていると、このバスト下垂の流れを助長してしまいます。

ブラジャーが大きすぎる場合は、バストが固定されず、上下左右に揺れやすくなります。
それによってクーパー靭帯に負担がかかり、損傷しやすくなってしまいます。
小さいブラジャーを使用している場合、無理にバストを詰め込んでいると、脂肪がワキや背中に流れて行ってします恐れがあります。
また、バストが締め付けられて血行が悪くなり、必要な栄養がバストに届きにくくなる、締め付けすぎることでもクーパー靭帯に負担を与える、などのリスクがあります。
ノーブラは厳禁です。
ブラジャーを着用していないとバストを支えるものがなく、常に重力や揺れによる影響を受けてしまいます。
就寝時など窮屈でブラジャーを着用しない方もいるかと思いますが、寝る時の姿勢はどうしても胸が横に流れ、下垂やたるみの原因となります。

バストを支える筋肉を鍛える

クーパー靭帯の伸びや損傷を防ぐためには、バスト周辺の筋肉を鍛えることも有効です。
クーパー靭帯をサポートし、守ってくれる筋肉は、バストのすぐ下にありバストの土台ともいえる「大胸筋」と、胸の内側、肩甲骨と肋骨につながっていてバストを釣り上げている「小胸筋」です。
大胸筋、小胸筋のトレーニングには腕立て伏せが効果的です。
バストアップに効く効果的な腕立ての方法

また姿勢が悪く、猫背になってしまうと、血行が悪くなり大胸筋が衰えやすくなります。
肩から背中に広がる僧帽筋や広背筋のストレッチ
や肩甲骨周りのストレッチを行うことで、血行を促進すると同時に猫背や悪い姿勢の改善につながります。
姿勢を改善することはバストケアだけでなく、見た目の印象も変わります。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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