バストの大きさは遺伝?胸が大きくなる理由と生活習慣・女性ホルモンの関係性

バストの大きさは遺伝?胸が大きくなる理由と生活習慣・女性ホルモンの関係性

バストの大きさは、遺伝なのか生活環境なのか議論になることがしばしばあります。では、バストに関してはどちらの要素が大きいのでしょうか?

バストを大きくしたいと思っている方が、今後考えるべき遺伝の割合や、考えるべき生活習慣について解説していきます。

バストは身長などと比べても遺伝の要素が小さいため、遺伝以外のところにも目を向けることがとても大切です。

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バストの大きさは実際にどれくらい遺伝するのか?

バストの大きさの遺伝の割合は30%〜40%で、残りの60%〜70%については、次の表の要素が影響してきます。
特に体脂肪の影響が大きく、痩せていると胸が小さい傾向にあり、太っていると胸が大きい傾向にあるのは体脂肪が関連しているからです。

カテゴリ 具体例 胸に起きること・メカニズム
体脂肪/BMI 体重増減 乳房は脂肪組織の比率が高いため、体脂肪が増えると大きく、減ると小さくなる傾向
ホルモン周期 排卵前後・月経前 エストロゲン/プロゲステロンの一過性上昇でむくみ・一時的膨張
思春期タイミング 初潮年齢・成長スパート 成長ホルモンと卵巣ホルモンのピークが長いほど発達しやすい
妊娠・授乳 妊娠中・授乳期 乳腺の発達、血流増加でカップ数が常時+1~2 になる人も
経口避妊薬・ホルモン療法 COC ピル、HRT 合成エストロゲン/プロゲスチンが乳腺・水分貯留を促進(多くは一時的)
加齢・閉経 40代後半~ 卵巣ホルモン低下 → 乳腺萎縮+脂肪割合増、形状は下垂気味に
運動・筋トレ ベンチプレス等 乳房そのものは増えないが、大胸筋が張ることで見かけのボリュームが増す
疾患・薬剤 高プロラクチン血症、ステロイド長期服用など 乳腺刺激や脂肪沈着で肥大

個人で現実的に管理ができるのは、体脂肪とホルモンバランスのケアのみとなります。
ホルモンについては、「一気にボリュームを増やす」というより、むくみ・脂肪沈着・乳腺肥大を周期的に変動させる効果です。
ワンサイズ大きく見せることは可能ですが、根本的にボリュームを大きくするような作用はホルモンにはないため注意しましょう。

成長期に十分な睡眠・タンパク質・良質脂質を確保し、バストをどれだけ成長できるかで胸のサイズは大きく決まってしまいます。 思春期を過ぎてバストのサイズを大きくしたい場合は、外科的豊胸手術のみがバストのサイズを大きくする手段です。

胸の大きさは父親の遺伝が関係するの?

バストの遺伝の影響は父親と母親それぞれ50%の影響を受けます。
男性はバストのサイズが何カップなどと表現する機会がないため、父親の遺伝子の影響はなさそうに感じますよね。
ですが、胸のサイズに影響を及ぼす遺伝子を、父親が持っているのか持っていないかで、子供のバストサイズに影響を及ぼすのです。

母親のバストのサイズが大きければ、子供のバストのサイズも大きくなりそうなイメージがありますが、父親の遺伝子も影響します。
母親がバストのサイズが大きいからといって、子供も必ず大きくなるわけではないので注意しましょう。

胸の大きさは何歳で決まるのか?

おおむね10代後半で胸の大きさは決まります。
平均9〜11歳ごろに胸の成長は始まり、発育は約4〜5年かけて進みます。多くの人が15〜17歳で大人の乳房段階に達するのです。

ただし脂肪がさらについたりすると、20歳前後までわずかに「ふくらみ」が続く場合もあります。

体重変動・妊娠・授乳・ホルモン治療などでサイズは増減し、急激なダイエットや加齢、閉経などで小さくなります。
10代の時期をどう過ごすのかで、胸の大きさが決まるため思春期をどう過ごすのかがすごく大切です。

細いのに胸がある人と太いのに胸がない人の違い

細身で胸が大きい人は、生まれつき乳腺が発達しやすく、脂肪が胸に集まりやすい遺伝子を持つ場合が多く、姿勢や大胸筋の張りで立体感も強調されます。
全身の脂肪率は低くても、胸部だけ脂肪細胞が多い「部分集中型」と言われるタイプです。
反対に体格が大きいのに胸が小さい人は、乳腺が小さめで脂肪が腹・腰・尻など別の場所に付きやすい体質になります。

結論として「どこに脂肪を貯め込むか」を決める遺伝子と、ホルモンの組み合わせが胸の大きさにも影響するのです。
体重だけでは胸のサイズは決まりません。食事や運動で体形は変えられても、この脂肪分布パターンそのものを根本から変えるのは難しいのが現実です。
脂肪分布のパターンに関しては、遺伝の影響を大きく受けると言えます。

バストを大きくしたい人が注意すべき生活習慣

バストアップを狙うなら、次の8つの生活習慣を取り入れることをおすすめします。

  • ①極端なダイエットを避け、体脂肪率を20%前後に保つ。
  • ②魚・大豆・ナッツなど良質な脂質とタンパク質を毎食入れる。
  • ③約8時間の睡眠で成長ホルモンを確保。
  • ④ベンチプレスなど大胸筋トレを週2~3回。
  • ⑤過度な有酸素運動で脂肪を落とし過ぎない。
  • ⑥ストレスと喫煙・過度な飲酒はホルモンを乱すので控える。
  • ⑦サイズに合ったブラで支え、就寝時はワイヤーを外し血流を保つ。
  • ⑧背筋を伸ばす姿勢と肩甲骨ストレッチで胸を開く。

バストアップに必要な脂肪をしっかりとたもち、ホルモンバランスを整えることで、バストの最高の状態を維持することができます。
特にストレスを感じる場面が多いと、ホルモンバランスが崩れてしまいますので、なるべくストレスのない生活を心がけることが重要です。

バストの大きさと女性ホルモンの関係性

バストの大きさは、主にエストロゲンとプロゲステロンという二つの女性ホルモンによって左右されます。
思春期にエストロゲンが乳管を伸ばし、プロゲステロンが乳腺を肥大させ、そこへ脂肪が蓄えられてボリュームが決定します。

排卵前や妊娠中はホルモンがピークとなり一時的にふくらみ、閉経や極端なダイエットで分泌が低下すると縮みやすくなります。
適度な体脂肪率を保ち、十分な睡眠とタンパク質・良質な脂質をとること、過度なストレスや喫煙を避けることがホルモンのリズムを整え、バストのハリとサイズを保つポイントになります。

低用量ピルなどでホルモンを補えば0.5〜1カップふくらむ例もありますが、やめれば戻りやすいです。
女性ホルモン自体、バストのサイズに大きな影響を及ぼしますので、自分の体の状態を知ることがバストアップにも効果があります。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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