胸の手術後の注意事項として、拘縮などの副作用についてわかりやすい画像とともにご紹介します。
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豊胸など胸の手術による副作用には主に、拘縮、リップリング、シリコンバッグ破損があります。
被膜(カプセル)拘縮は、シリコンバッグを包む被膜(カプセル)が、異常に厚くなり、硬く収縮してしまう症状を言います。胸の感触がボールのように硬くなり、外見も不自然に変形します。
通常は、手術後1~2ヶ月に症状が現れ、拘縮の程度によりますが薬物治療にもかかわらず 改善しない場合は、バッグを抜去する再手術が必要となります。
リップリングは、挿入したシリコンバッグが胸の中の空間でよれて、波打つようにしわになったり、バッグの縁が目立ってしまったり、ペコペコとした感触になってしまう症状を言います。
痩せ型の患者様に対して、乳腺下法など胸の浅い位置に大きめのバッグを挿入した場合に多く発生します。
胸の乳腺組織が少ないためで、バッグ挿入の階層(レイヤー)を替えたり、脂肪注入などで乳腺組織を厚くすることで改善できます。
昨今のシリコンバッグは耐久性も向上し簡単に破損するものではありません。
しかし、もしも交通事故などの外部の刺激や拘縮などの内部の刺激によって破損した場合、再手術で入れ替えなければなりません。
ご自身では判りにくいケースもあるため、定期的に医師の下でMRIなどで正確に診断を受けることが重要です。
全ての外科的な手術には様々な合併症のリスクが伴います。
胸の手術も当然、出血過多、血腫、炎症反応などの症状が発生するリスクはあります。
これらのリスクは、ドクターの技術と経験により十分に予防と対処が可能です。
東京美容外科では、経験豊富なドクターが副作用や合併症のリスクを避けて、患者様に満足いただける豊胸や胸の手術を行うべく、日々技術向上に励んでおります。
LINE@胸専用相談室など、ドクターと直接相談できる環境も整えております。