蒙古ひだと二重まぶたの関係とは?関連施術も紹介

みなさんは「蒙古(もうこ)ひだ」というものを知っていますか?蒙古ひだとはまぶたにある皮膚のことですが、実は二重の幅に関係があるのです。
日本人の多くが蒙古ひだのある目ですが外国人には少なく、蒙古ひだがない目の方が二重の幅が広くて目が大きく見えます。
今回は「蒙古ひだと二重まぶたの関係」について詳しく説明しますので、二重の幅を広くしたい、ぱっちり二重にしたい人は一度目を通してみて下さい。

蒙古ひだって何?二重まぶたと関係があるの?

「蒙古ひだ」は聞き慣れない言葉かもしれませんが、日本人の多くの目にある皮膚です。蒙古ひだは目頭から目尻にかけて覆いかぶさっているので、二重の線を隠してしまいます。

二重の線を隠しているということは、蒙古ひだがあることが理由で二重の幅が狭くなっているということです。
例えば外国人の目をイメージしてみて下さい。外国人の中にも一重まぶたの人はいますが、多くの人が二重の幅が広いぱっちりとした目をしているでしょう。
これは外国人の目には蒙古ひだがある場合が少ないのが理由です。蒙古ひだによって二重の線が被せられていないので、線がくっきりしていて大きな目に見えます。

蒙古ひだがあると並行型の二重になりにくい

二重まぶたの幅には「末広型」「並行型」「奥二重」の3種類があります。このうち最も二重がはっきりして見えるのは「並行型」の二重です。

並行型の二重は蒙古ひだがないので二重の線が並行になります。蒙古ひだが二重の線を被せてしまうと並行型にはならず、末広型もしくは奥二重になってしまいます。

また、一重まぶたの人や奥二重の人がアイプチでぱっちり二重にしようとしても、なかなか二重のクセがつかないのは蒙古ひだがあるからです。末広型の人も蒙古ひだがあるので、二重の幅を広げようとしてもなかなか上手くいきません。
では蒙古ひだがある人が並行型の二重にするには一体どうしたら良いのでしょう?次の章で方法を説明していきます。

蒙古ひだをなくしたいなら目頭切開法を

美容整形で二重まぶたにしたり二重の幅を広げる場合、蒙古ひだが影響しなければ通常の切開法や埋没法などの二重術のみで済みます。

しかし蒙古ひだがある方が外国人のように二重幅が広い並行型の二重にしたい時は、二重術にプラスして「目頭切開法」も行った方が確実です。

目頭切開法とは蒙古ひだを切って取り除く手術になるので、目頭にメスを入れる手術になります。目頭にメスを入れるとなると不安に感じる人もいますが、ほんの1~2㎜程度なので短時間で済む手術です。

さらに二重幅が平行に近づくだけでなく、全体的に大きく見えるというメリットもあります。二重術だけでも元の目よりも大きく見えますが、外国人のようなぱっちり二重を手に入れたい人は目頭切開法で蒙古ひだもなくすのがおすすめです。

ただし、
・術後1週間~10日は腫れなどの症状が出る可能性がある
・後日抜糸が必要
などのデメリットもあります。

とは言え蒙古ひだをなくすには最も効果的な方法なので、気になる人は一度ご相談ください。

まとめ

日本人と比べて外国人の方が二重がぱっちりして見えるのは、蒙古ひだがあるかないかが関係しています。二重の幅は生まれつきのものですし、蒙古ひだがある場合はアイプチや二重美容液での矯正が難しいものです。

その点、二重術と目頭切開法なら蒙古ひだのないぱっちりとした二重に近づきます。手術なので費用はかかりますが、理想の二重幅に近づけたいのなら一度ご検討ください。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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