豊胸手術後のメンテナンス。正しいケアのやり方は?

大きくてキレイな胸が欲しい女性の希望を叶える豊胸手術。
しかし豊胸手術をする上で、メンテナンスやケアについて理解していないあなたは危険です。
豊胸手術は手術をすれば終了、ではありません。
その後の検診やメンテナンスなど、手術後に行わなければいけないケアがいくつか存在するのです。
また、豊胸手術の方法によってメンテナンスの有無やケア方法は、それぞれ違います。
今回は、豊胸手術後のメンテナンスや、正しいケア方法について解説します。
豊胸手術を考えている女性は理想のバストをキープし続けるために、手術後のこともしっかりと理解しましょう。

豊胸手術は主に3種類

一言で豊胸手術といっても、豊胸手術にはいくつかの手術方法が存在します。
手術方法が違えば、メンテナンスの有無や、メンテナンス方法、ケア方法も異なってきます。
まずは、あなたが行なう予定の手術方法がどの手術方法なのか、そして、どのような特徴がある手術方法なのかを知りましょう。

ヒアルロン酸の注入

胸にヒアルロン酸を注入する豊胸手術です。
メスを使わず注射を使ってヒアルロン酸を注入するので、手軽に行えることが人気です。
ただ、ヒアルロン酸は最終的には体内に吸収される成分のため、豊胸効果の継続期間が1~3年となっています。
豊胸後の胸の状態を常に保つためには、吸収されるたびにヒアルロン酸の注入を行う必要があります。
※当院では、安全上の理由からヒアルロン酸注入による豊胸は行っておりません。

その名の通り体にある脂肪を胸に移植して、胸に脂肪をつける豊胸手術です。
体の脂肪を胸に移植することで、見た目や触った感触がより自然に近いことがメリットの1つです。
体の他の箇所にある不要な脂肪も解消できるので、一石二鳥の手術としても人気です。
ヒアルロン酸とは違い、あくまで自分の体内にあったものを使用するので、異物を体内に入れないという安心感もあります。
バストの左右差の調整などを行う際にも使われる手術方法です。
ただ、やせすぎていて体に脂肪がついていない女性は、脂肪注入による豊胸手術ができないというデメリットもあります。
ヒアルロン酸と同じく徐々に体内に吸収されるため、吸収されるたびに手術を行う必要があります。

胸の中に直接シリコンバッグを挿入する豊胸手術です。
当院で一番人気の施術となっており、日帰りで痛みなく確実にバストアップを叶えることができます。
シリコンの形や種類も様々にあるため、自分の理想の胸を自然に実現することができます。
また、1度手術すれば10~15年は持続できることも、大きなメリットの1つです。
シリコンを挿入するので脂肪注入による豊胸とは違い、体に脂肪のない痩せている女性も手術が可能です。

すべての手術で定期検診によるメンテナンスが必要

主に行われる3つの豊胸手術について紹介しました。
それぞれで、メリットやデメリットが存在しますが、すべての豊胸手術で定期検診によるメンテナンスが必要です。
ヒアルロン酸と脂肪の注入による豊胸は、どちらも体内に吸収されてしまう手術のため、胸にしっかり定着しているかを定期検診で確認する必要があります。
もし、ヒアルロン酸や脂肪が体内に吸収されてしまうと、胸の形が変形してしまうためいずれも再度手術をすることになります。
大きさや形をしっかり保つために、定期検診によるメンテナンスが必要なのです。

シリコンバッグの挿入による豊胸は、ヒアルロン酸と脂肪の注入以上にメンテナンスやケアが必要な手術です。
シリコンバッグは、手術後10~15年ほど持続できると解説しましたが、その期間の間に破損したり変形したりする可能性があります。
シリコンバッグに問題があった場合は、バッグを除去したり交換したりすることが必要になるため、メンテナンスなどでしっかりケアしてあげる必要があるのです。
シリコンバッグの挿入による豊胸手術に関しては、この後じっくりご紹介します。

特にケアが必要なシリコンバッグでのケア方法

手術後3ヶ月の通院

まず、シリコンバッグ挿入による手術は、手術後3ヶ月ほどは定期的に病院に通う必要があります。
これは診察はもちろん、抜糸やマッサージなどを行うために、絶対に必要な通院期間なのです。

1年に1回の定期検診

手術後の3ヶ月が過ぎて、シリコンバッグが安定してきても、ヒアルロン酸や脂肪注入と同じように定期検診は必要です。
シリコンに変形がないか、破損がないかなどを定期検診で確認します。
また、体に異物を入れる手術のため、感染症や血腫などの恐れもあります。
胸の大きさや形状の保持はもちろん、大切な体を健康に保つためにも定期検診によるメンテナンスを行う必要があるのです。

バッグが破裂しないよう日々の生活に注意

シリコンバッグは外側からの衝撃に大きく影響されます。
場合によっては破裂することもあるため、日常生活からバッグに衝撃を与えないよう注意が必要です。
また、手術後1~3か月は特に形が変形する可能性があるため、圧迫するような行為を避ける必要があります。
胸を圧迫するワイヤーの入ったブラジャーの着用は避け、ブラトップやスポーツブラなどワイヤーの入っていないブラジャーの着用が必要です。
これもシリコンバッグの挿入による豊胸手術のケア方法の1つです。

ヒアルロン酸や脂肪はしこりに注意

定期検診のみがメンテナンス方法と紹介した、ヒアルロン酸と脂肪の注入による豊胸手術ですが、「しこり」には注意が必要です。
しこりができても自然に消えてなれば問題はありませんが、長い間しこりが残ってしまっている場合はクリニックや病院に相談が必要です。
また、1cm以上の大きさのしこりだと手術が必要になる可能性もあるため、大きさが気になった場合もすぐにクリニックや病院を受診する必要があります。
特に、脂肪の注入による豊胸はしこりが起こりやすいので、気をつけましょう。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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