横につぶれて広がって見える鼻、スッキリとした小鼻にするには?
- 公開日:2015年03月14日(土)
- 最終更新日:2024年09月27日(金)
小鼻が大きいと、どうして鼻が大きくみえるの?
「小鼻が大きいせいで、鼻が横につぶれて広がって見えてしまう」「笑うと広がってしまう小鼻をどうにかしたい」そう悩んではいませんか?
小鼻とは、鼻の下のほうにある左右にある膨らみの呼称です。小鼻が大きいと、鼻とされる部分の面積が横に増え、鼻全体が広がって見えてしまいます。顔の中心にあるだけに目立つ部分なので、小鼻さえスッキリすれば顔全体が整います。
では広がっている小鼻を目立たなくする方法とは、どんなものがあるのでしょうか。今回は、小鼻をスッキリとさせ、顔の印象を変える方法をご紹介します。
小鼻になるための方法
ここでは自分でできる方法と美容外科で行う方法の2つを紹介します。
【自分でできる方法】
・鼻に詰め物などをしない
鼻の穴の大きさに悩んでいる人は、日ごろから鼻の穴に指を入れたりティッシュを詰めたりしてはいけません。また鼻がムズムズした時に指を横にして鼻をこすると、鼻がどんどん上を向いて鼻の穴がますます目立ってしまいます。
鼻がムズムズしたときには、鼻先をつまんで下に向けるように軽く引っ張るようにしましょう。この動作は普段から心がけるようにすると鼻の穴を小さくする効果があります。
・片方の鼻で呼吸する
「片方の小鼻を押さえて、片方の鼻だけで息を吸い口から吐き出す」という呼吸法は鼻の穴を小さくする呼吸法としてよく知られています。一日10分くらい繰り返してから冷水で冷やすとさらに効果的です。
・メイクで隠す
小鼻をスッキリ見せるために、メイクアップで隠す方法があります。小鼻の部分と鼻の穴に少し入り込むくらいのところまでコンシーラーを塗り、その上にファンデーションをかぶせましょう。そこにプラスしてノーズシャドウを眉間から鼻の先までしっかり入れます。そうすると、コンシーラーによって小鼻が小さく見え、ノーズシャドウを入れたことで鼻筋が通ったように見えます。
ただし、あまりノーズシャドウを入れすぎると、舞台メイクのようになってしまい、日常生活では浮いてしまいます。あくまでもノーズシャドウは程々に、自然なメイクを心がけてください。
・マッサージやツボ押しをする
メイクをしない状態でも小鼻をスッキリさせる方法として、マッサージがあります。小鼻をくるくるとマッサージすることによって、小鼻のむくみがとれ、小鼻がスッキリとしやすくなります。お風呂などでリラックスしながらマッサージすると効果的でしょう。ただし、熱心にマッサージしすぎると小鼻が荒れてしまい、逆に目立たせてしまう場合もあるので、やり過ぎには注意してください。
また、眉間の真ん中にある「印堂」というツボを押すと、鼻が高くなると言われています。マッサージのついでにツボ押しも試してみてください。
【美容整形外科で行う方法】
根本的に鼻を小さくするならば、美容整形外科で小鼻縮小のための手術を行います。この場合、一般的には「鼻の穴の内側底辺部分を切除する方法」と、「鼻の穴から小鼻の溝にかけて切除する方法」の2通りがあります。
どちらのケースも目立ちにくい箇所を手術するため、術後の傷も気になりにくいものです。しかし切り取り方によって仕上がりが変わってきますので、術後イメージをしっかりとシミュレーションすることが重要でしょう。
※小鼻縮小術で注意しなければいけないこと
小鼻や鼻の穴の大きさはいくらでも小さくすることが可能ですが、小鼻縮小術の失敗例として「小鼻を切除しすぎて不自然になってしまった」という場合があります。小鼻の丸みが無くなったり、鼻の穴が細く狭くなりすぎて指も入らなくなってしまうなどです。
また小鼻が小さくなった分、余計に団子鼻が目立つという場合もあります。そうした場合でも耳軟骨の移植や培養軟骨などで再構築は可能ですが、事前のカウンセリングでしっかりとデザインすることが重要でしょう。
理想的な鼻を手に入れるためには実績が豊富な美容外科を選ぶことが大切です。切除方法と術後イメージをしっかり伝えてくれる医者を選ぶことを心がけてみてください。
まとめ
マッサージやツボ押しなどいろいろやっても小鼻がスッキリした感じがしないというときは、やはり美容外科に相談することをおすすめします。
美容外科ではメスを使わずに鼻を高くして小鼻を目立たなくさせる方法や、小鼻を縮小させる手術などがあります。状態によって施術方法が異なるので、気になる場合は実際にカウンセリングへいきましょう。
この記事の監修医師
医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師
・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会
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