• 国際医療福祉大学附属三田病院 形成外科教授 酒井 成身 医師

    日本美容外科学会(元理事)
    日本形成外科学会(元評議員)
    国際美容外科学会 / 東洋美容外科学会
    国際形成外科学会 / 日本乳癌学会
    日本臨床外科学会 / 日本頭蓋顎顔面外科学会
    日本眼科学会 / 日本外科系連合学会

この度2016年12月1日より、酒井成身 医師(さかいしげみ)を東京美容外科の医療顧問に迎えることとなりました。

酒井医師は、陥没乳頭修正と豊胸術、乳房縮小術、乳癌乳房再建術や重瞼術、眼瞼下垂修正、眼瞼しわとり術を長年研究されており陥没乳頭修正術においては、「酒井法」を開発し、日本美容外科に広く貢献されております。
また第28回美容外科学会会長を務め、多くの美容外科医師の指導者として尽力されております。

TBSテレビ「世界のスーパーDr. 乳房再建」や、女性自身「命をあずけたい神の手、名医10人」等、数々のマスコミにも取り上げられている医師でもあります。

東京美容外科では、このような素晴らしい先生を指導医に迎えられたことを感謝するとともに、患者さまの満足いただける医療技術を提供できるように邁進して参ります。

専門分野

※酒井成身先生の診察料は5,500円(税込)いただいております。

学歴

1970年 新潟大学医学部 卒業

経歴

1976年 ニューヨーク大学形成外科臨床医 留学
1977年 バージニア大学形成外科臨床医 留学
1979年 聖マリアンナ医科大学形成外科 講師
1983年 聖マリアンナ医科大学形成外科 助教授
1998年 聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院形成外科部長兼任
2006年 国際医療福祉大学附属三田病院 形成外科教授
2016年 東京美容外科 医療顧問 就任

資格

日本形成外科学会専門医、日本顎顔面外科学会専門医
日本美容外科学会専門医、日本皮膚腫瘍外科専門指導医

所属学会

日本美容外科学会(元理事)
日本形成外科学会(元評議員)
国際美容外科学会
東洋美容外科学会
国際形成外科学会
日本乳癌学会
日本臨床外科学会
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本眼科学会
日本外科系連合学会

著書・編集


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  • 大型本: 336ページ
  • 出版社: 南江堂 (2008/04)
  • 言語: 日本語

美容外科基本手術―適応と術式

美容外科におけるスタンダードな術式を幅広く紹介した、患者の要望や背景に最適な手術を選択する手引きとなる手術書・各術式について基本的な知識や手技、合併症等をカラー写真と図を豊富に用いて簡潔に解説。
ニーズとともに急増しつつある合併症・成績不良例の防止にも有用。
美容外科に興味をもつ形成外科医・研修医、皮膚科等の関連医師、知識を再確認したい美容外科開業医に最適の一冊。

目次
I 眼瞼, II 鼻, III フェイスリフト, IV 顔面輪郭修正, V 口唇, VI 耳介, VII 乳房, VIII 腹・臀部形成、脂肪吸引、余剰皮膚切除術, IX 臍, X 植毛・脱毛術, XI 腋臭症・腋窩多汗症に対する手術, XII 美容皮膚科

序文
手術において、必ずよい結果を生むことはなかなかむずかしいことです。しかし、手術を行うからには百発百中でよい結果を生むようにしなければならないでしょう。それには基本的な手術の基礎をしっかり学ばねばなりませんし、さらにかなりの熟練と、美容外科においては芸術性とセンスが必要となります。そして、どこで学ぶにしてもその手本となる教科書が必要となります。

多少の知識があっても基本に忠実でない場合もあるので、まず型に入り基本を学び直すことにより、よい結果を生むことも多いのです。また基本だけでは解決できず、いままでの方法ではうまくいかないむずかしい場合もあり、そのような場合には自分なりに考え、新たな方法を考案しなければならないことになりますが、まず型に入らずして型を出ることはできないと思われます。いろいろな基本的手術法を知りえた上でのさらなる発展が望まれるのです。その意味で、本書は美容外科・形成外科を学ぼうとされている臨床医、医学生、さらにすでに美容外科に携わっておられる諸氏にもまず型に入るための最適の教科書となるように編集させていただきました。

20年ほど前に、編者も陥没乳頭の手術で行き詰まり、非常に重症な陥没乳頭はなかなか修正することができませんでした。そのときにもまず型に入りと思い、いろいろな方法を学びました。乳管を切断すれば陥没は修正されるのですが、乳汁が出なくなり機能的には問題が残ります。毎日毎日なんとかならないものかと考えながら眠りました。すると、ある朝ふと「陥没した部分に真っ向から戦いを挑んで切り開き、よく覿察してみよう。そこに解決の糸口があるはず」と思い当たりました。そこで、短縮拘縮した部分を開いてみてよく観察し、乳管の揖傷を避けつつ拘縮した部分を剥離伸展し、乳頭を引さ出し、授乳機能を温存しつつ重症陥没乳頭を修正する「酒井法」を考案したのです。

美容外科は内容も広範にわたりますが、勉強される先生方にわかりやすいように、経験豊富なエキスパート陣により、長年の経験と実績から知りえた知識をもとに、適応や手術手技を詳しく解説しつつ、症例の写真をできるだけ多く掲載しようと試みました。また、美容外科の特性である多様な患者の要望や病態に対応できるように、基本的な術式を網羅し、ひとめで術式を把握できるようコンパクトな紙面にしました。そして、さらなる知識を得やすいように、項目ごとに少なくとも2~3の文献を掲載し、勉強される先生方の利便性を図りました。また、できるだけ図や写真を見やすくするために、A4判の大きめの教科書としました。 これから美容外科を学ぼうとされている臨床医の先生方や医学生にはその指針となり、すでに美容外科の第一線でご活躍の先生方にはさらなる発展の礎として、本書がお役に立てることを祈ってやみません。


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  • ムック: 106ページ
  • 出版社: 全日本病院出版会 (2013/12/26)
  • 言語: 日本語

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