わきの匂いとサヨナラ!ワキガの治療方法とは

ワキガは治る

独特のニオイを放ってしまうことで、周囲にも迷惑をかけてしまうワキガ。ニオイを緩和させる方法などは知っていても根本的に解決していく方法はないと考えている人もいるのではないでしょうか。
しかしながら、美容外科のような専門機関ではさまざまなワキガ治療を展開しており、解決することが可能です。

では、ワキガ治療にはどのようなものがあるのでしょうか。

ワキガの治療方法

ボツリヌストキシン注射

「ボトックス注入法」は、「ボツリヌストキシン」と呼ばれる成分を体内に注入する施術方法です。「ボツリヌストキシン」は、エクリン汗腺の活動を抑制する作用があるため、汗の分泌を抑えることができます。汗の量が減り、ワキガの臭いも軽くなります。持続期間はおよそ半年~1年間、汗の量を抑えることができます。
注射での施術になるので、傷跡も残りません
軽度のワキガ解消や、身体にメスを入れたくない方に向いている治療法と言えます。

吸引法

わきの下を少し切開して、「カニューレ」と呼ばれる細い管を挿入してアポクリン汗腺を吸引・除去する方法です。
汗腺が吸い取られるため、分泌される汗の量が抑えられます。また、切開するのはカニューレが入る程度で良いため、傷跡は数mm~1cm程度と小さく、術後の跡が目立ちにくいのが特徴です。
軽症~中等のワキガを解消したい方や、施術後の傷跡をできるだけ残したくない方に向いています。

根治療法(反転剪除切開法)

根治療法は、わきに3~4cmほどの切れ目を入れた後、皮膚をめくり、汗腺組織を取り除くというものです。汗腺を根本から取り除いていくため、ワキガを完全に治したい人や多汗症に悩んでいる方に有効です。
ワキガ手術の中では傷跡が大きく残るタイプですが、皮膚の走行に沿って切開されるため、目立ちにくいです。
術後に入院する必要はありませんが、傷口が落ち着くまでわきの固定が必要です。

レーザー治療

アポクリン汗腺にレーザーやマイクロ波を照射して機能を失わせ、ワキガを解消します。

高周波治療

高周波の熱によって汗腺を縮小・破壊する方法です。マシンに付属のニードルを刺して高周波を照射し、15分ほどで治療が完了します。施術前に局部麻酔をするため、ニードルを刺す際にも痛みを感じることはなく、術後に痛みや腫れが出るということもありません。もちろん、メスを使用しないので傷跡が残るという心配もありません。
術後の圧迫固定も必要ないため、身体的・精神的負担が少なくすみます。

施術選択の際に注意すべきこと

施術を選ぶ際には、効果の持続期間、傷跡の有無(大きさ)、施術時間、施術内容、術後の回復に必要な時間など、それぞれのメリットやデメリット、アフターケアについてしっかりと説明を受けた上で、自分に最適の施術法を選びましょう。

ワキガ治療に関しては、無料カウンセリングを行っているクリニックも多く存在するので、ひとりで悩まずに、早めに相談しましょう。

施術を複数回受ける施術の場合は、通える場所にあるクリニックを選ぶことが重要です。また、外科的な手術に該当する施術を検討する場合は、クリニックの施術実績や、口コミなども参考にしてみてください。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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