手術後の注意事項におけるダウンタイムについてわかりやすい動画、画像とともにご紹介します。
[目次]
動画で解説
顔面輪郭の手術後の注意事項
術後のダウンタイムの一般的な症状と、副作用及び合併症などにより見られる症状を知っておくと、術後の
ケアにも役立ちます。
ダウンタイムについて
顎顔面骨手術の後、現れる症状ではアザ、違和感、腫れがあり、まれに中耳炎若しくは耳の異常などがあります。
アザは血管の表に血が流れてきて、その血が皮膚の下に溜まり、周辺組織に吸収/分離される過程の中で
青黒い色が表に透ける物であります。アザは大体2週以内に消え、正常の肌色に戻り、その過程でアザの色が
紫から黒、青色、黄色に変化し正常に戻ります。
アザが顔からおへそまで下がる場合もありますが、これは治る過程で血液の細胞らが分解され重力方向に移動
する正常な過程です。
手術の違和感は大きい方ですが、手術後1~2日は鎮静剤を打ったり、必要の場合は持続的な鎮痛管理も
できます。
違和感の原因は切骨による物ではなく、手術の際に軟組織の牽引や手術後の腫れなどによって
軟組織の圧迫で発生するもので、腫れが治まると痛みも緩和されます。
顎顔面部手術は、骨膜を分離して骨を切るため顔がかなり腫れる手術です。
腫れは個人差がありますが、肌が厚ければ厚いほど腫れやすく、手術後3日まで最も腫れますが
そのあと徐々にひいいてきて、1ヶ月経つと腫れは治まり、6ヶ月で全てむくみも治まります。
まれに顎の矯正手術の後、耳が良く聞こえなかったりしますが、それは手術の副作用ではなく、個人差に
よって2~3ヶ月の間に症状がなくなります。
上顎の位置が変わることによって、口蓋の筋肉に影響され口開緊張筋が引っ張られたり、医因性外傷を
受けるとこんな症状が発生します。
顎顔面矯正手術の場合、ある程度回復するまで不安を感じたり、非現実的な期待でうつ病になったりします。このような症状は、手術の前にドクターと意見を交わし手術経過及び結果に対する理解を得ることによって、防ぐことが出来ます。