肌のお悩み別改善法~しわ編~
- 公開日:2015年04月26日(日)
- 最終更新日:2024年09月25日(水)
なぜ加齢とともに必ず「しわ」ができるの?
「子供の頃は、しわなんて全く気にならなかったのに......」という女性にも、加齢とともにいつの間にか、しわが現れてきます。いったいなぜ、顔にしわができてしまうのでしょうか?
しわには大きく分けて2つの種類があります。まずは表情筋(顔の筋肉)に沿って現れる「表情じわ」。
いつも笑顔の人には口元にでき、いつも怒っている人には眉間にできたりするように、表情に合わせてしわが生まれます。
次に「ちりめんじわ」と呼ばれる、乾燥や間違ったお手入れなどにより生じるしわ。目の周りや口元などに多く現れるしわで、お手入れ次第で予防・改善ができる可能性があります。
紫外線に要注意!しわの予防とお手入れ方法
"表情じわ"も"ちりめんじわ"も、まず気をつけたいことは「紫外線」です。紫外線を浴びるとメラニン色素が増えてシミを作ることはよく知られていますが、実はその他にもさまざまな悪い影響があります。例えば、皮膚の水分と脂分のバランスを崩すことによってお肌を乾燥させたり、お肌の深部にまで影響を及ぼすことで弾力を失わせたりといったトラブルです。そして顔にたるみやしわなどが現れ、どんどん老化を進めてしまいます。
プロの手を借りると効果的!エステティックサロンでのしわのケアとは?
お肌のセルフケアにはどうしても限りがありますから、エステティックサロンを活用することも賢い方法です。しわに効くマッサージに関しては、やはりプロの手を借りてお願いすることが近道となります。エステティシャンはさまざまな専門知識がありますので、外面からだけのお手入れだけではなく、内面からのアドバイスも行ってくれる心強い存在でしょう。
医療機関での美容機器を使った施術とは?
医療機関では、肌質から健康面までを専門医がトータルで診断してくれます。そしてエステティックサロンでのお手入れとは異なるり、医療機関のみで使用を許可された美容機器を使用したり、またお薬を処方したりする場合などもありますので、即効性を期待できるといえるでしょう。
特にしわ対策には、多血小板血漿(PRP注入法)、レディエッセ、ヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなど、さまざまな施術法があり、それぞれのしわの状態に合わせて医師が最適な方法を提案してくれます。
しわが気になり始めたら、まずはお肌の状態を確かめることが大切です。専門家に相談して、しわの状態をチェックしてもらうことから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事の監修医師
医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師
・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会
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