フェイスリフトの術後に気を付けたいことや注意することはある?

顔のたるみやシワの改善に効果的なフェイスリフトですが、施術後はいくつか注意点があります。知らずにいつも通りの生活を送ってしまうと、リフトアップ効果が薄れてしまう場合も。せっかく費用をかけて施術を受けるのですから、しっかりと効果を実感したいですよね。

そこで今回は、フェイスリフトの術後に気をつけたいことや、注意すべきことについて詳しく説明します。これからフェイスリフトを受けるつもりの人は、念のため一度目を通しておきましょう。

フェイスリフトの術後に気を付ける点や注意する点

それではまず、フェイスリフトの術後に気を付ける点と注意する点についてから説明します。クリニックのカウンセリングでも説明されますが、事前に知っておくとスムーズに施術が受けられるので参考にしてみてください。

抜糸をするまでは縫合部分をできるだけ濡らさない

皮膚を切るフェイスリフトの場合、皮膚同士を縫い合わせ、引っ張り上げることでたるみを解消していきます。そのため、糸を使って皮膚を縫うことになるので、抜糸をするまでは糸で皮膚をつなげている状態になるのです。つまり、ケガをして皮膚を縫った時と同じということ。

そのため、抜糸をするまでは皮膚がまだくっついていないので、できるだけ水に濡らさないようにする必要があります。水に濡れると皮膚がくっつきにくくなるだけでなく、細菌感染を起こして化膿する危険性もあるのです。

シャワーや入浴は術後3日くらいから可能ですが、抜糸をするまでは縫合部分だけ避けて洗髪する必要があります。

術後1ヶ月間は縫合部分に強く触れない

抜糸が済んでいても、縫合部分はすぐに安定しません。こすったり引っ張ったりと、強い力が加わると、リフトアップの効果が薄れてしまう危険性があるので注意しましょう。

だいたい1ヶ月くらいで皮膚が安定してきます。それまではヘアバンドでこめかみ部分を引っ張ったり、顔のマッサージをしたりするのは避けてくださいね。

むくんだり内出血する場合がある

切るリフトアップだけでなく、糸を使った方法や注射器を使った方法でもダウンタイムはあります。ダウンタイムとは、副作用が出る期間のようなものです。体にメスや注射器を入れるわけですから、何かしらの反応が起こることは避けられません。

ダウンタイム中に起こりやすい症状としては、むくみや内出血です。しかしむくみなら1週間、内出血でも1〜2週間程度で元に戻るので安心しましょう。もしそれより長く症状が続く場合は、念のため施術を受けたクリニックに相談しましょう。

ひきつった感じがする

糸を使ったフェイスリフトや皮膚を切るフェイスリフトは、術後しばらくひきつった感じが残る場合があります。これは糸が皮膚を引っ張る力が働いている証拠です。感覚的なものなので、見た目が引きつっているわけではありません。これも数日から1週間程度で慣れてきますが、どうしても気になる場合は医師に相談しましょう。

切るフェイスリフトは腫れが出やすい

切るフェイスリフトは皮膚を切開するので、施術に成功しても腫れが出やすいものです。もちろん個人差があるのでほとんど腫れない人もいますが、もし腫れが大きく出ると気になってしまうかもしれません。化膿しないように薬を処方される場合もありますが、しっかり服用すれば化膿による腫れは防げます。

術後に痛みが残る場合がある

施術中は麻酔で痛みを抑えられますが、施術後に縫合部分が痛む場合があります。痛み止めを飲めば治ることが多いのですが、痛み止めが効きにくい体質の人もいますよね。もちろん術後の痛みにも個人差はありますが、心配な人は施術の前に医師に相談しておくのがおすすめです。

切った跡は残ってしまう

皮膚を切るフェイスリフトの場合、どうしても傷跡が残ることは避けられません。髪の毛で隠れる場所など、できるだけ目立ちにくい部分を切りますが、全く傷跡がない状態にはできないのです。もし少しでも傷跡を残したくないのなら、糸や注射器、レーザーを使ったリフトアップがおすすめになります。

フェイスリフトが原因で病気になる可能性はある?

フェイスリフトは正しい方法と清潔な施術道具を使えば、ほとんど合併症などは起きない安全な施術です。

しかし、
・感染症
・皮膚の壊死
・顔面神経麻痺
などは起きる可能性がゼロとは言えません。

起きる可能性は稀ですが、フェイスリフトを行う上で、このような合併症のリスクがあるのを知っておくのは必要なことです。

まとめ

フェイスリフトはたるみやシワをなくし、若返りが期待できる施術ですが、受けるにあたっての注意点はいくつかあります。傷や腫れなどはデメリットとも言えるので、施術を受ける前に知っておくべき内容です。フェイスリフトの施術を受けることで注意するべき内容を理解して、それでも挑戦してみたいか、一度じっくり考えてからクリニックで相談してみましょう。

この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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