HWM(ハイパーウェットメソッド)

ハイパーウェットメソッドとは脂肪吸引の術式の方法です。従来のドライメソッドとは違い、「ハイパーウェットメソッド」では脂肪層の血管を収縮させることにより、出血を最小限に抑えて吸引後の、腫れや痛みなどをできる限り少なくいたします。脂肪吸引が開発された当時のドライメソッドから現代では、ハイパーウエットメソッドに変わってきました。

この方法は、皮下脂肪層に多くの水溶液(Tumescent液といいます)を浸潤させて、脂肪を柔らかくした後に、吸引をするというものです。血管や神経といった大事な組織は傷つけずに、脂肪組織だけを確実に吸引します。この用いる水溶液(Tumescent液)は、体液と同じ成分の生理食塩水に局所麻酔薬、止血剤、血管収縮薬ボスミンなどを加えた液を用います。これを大量に脂肪をとる脂肪層に浸透させます。これによって術中の出血がほとんどなくなり、貧血が予防できます。

また、脂肪細胞がこのTumescent液を取り込んで大きく膨張し、脂肪組織が血管に入って血管がつまってしまう脂肪塞栓を予防するメリットもあります。脂肪吸引において最も重要なことは、どの部分をそれだけ吸引するか見極めることです。逆にどれだけ残すのか?ということもいえるでしょう。ただ、単に多く吸引をすれば良いということではなく、これには美容外科ドクターの造形的なセンスが必要となります。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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