漂白剤
- 公開日:2015年01月01日(木)
- 最終更新日:2016年11月11日(金)
美容においての漂白剤とは、肌の漂白剤(bleacher, bleaching cream)すなわち美白剤の薬剤の総称のことを指します。美容外科または美容皮膚科など、治療薬としての漂白剤は「ハイドロキノン」が有名です。
漂白剤はメラノサイトがメラニンを生成する過程を阻害する薬で、その作用機序は(ア) チロジナーゼ活性をその酵素の生産過程を阻害する。(イ) メラノサイト(メラニン合成細胞)の増殖を阻害する。(ウ) メラニン生産を促すような炎症を抑える。などがあります。
その他、代表的な漂白剤を以下あげますが、効果はハイドロキノンに劣ります。(その他の漂白剤(美白剤))コウジ酸、アスコルビン酸(ビタミンC)、エラグ酸、アルブチン、アゼライン酸、ルシノールなどがあります。
この記事の監修医師
医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師
・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会
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