ビタミンC

ビタミンCと肌に対する美白作用についてここでは述べます。肌のシミやソバカスの原因のメラニン色素は皮膚の一番下の基底層と呼ばれるところで作られます。そして新陳代謝で新しい細胞に押し上げられて、約28日で角質層まで到達し、最後は剥がれ落ちていきます。ストレスや不規則な生活などで新陳代謝が乱れたり、加齢で新陳代謝が落ちると、なかなか押し出されずに、メラニン色素が沈着してしまいシミやソバカスの原因となります。ビタミンEやβ-カロテンには紫外線により発生した活性酸素を除去する働きがあります。

またビタミンCには一度できてしまった黒色メラニンを無色の還元型メラニンへと変化させ、目立たなくする働きもあります。また、ビタミンCはコラーゲン分解酵素を抑制する効果に優れており、美白成分としてメラニンの産生を抑制し、抗酸化性を発揮します。ビタミンC誘導体は美白効果があるとして従来使用されてましたが、そのほとんどは水溶性ビタミンC誘導体であり、この水溶性のビタミンC誘導体は皮膚への吸収が非常に少なく、そのためレーザーピーリング、高濃度ビタミンC外用、ビタミンCイオン導入などを組み合わせておこないます。

きめやしわを整えながら、皮膚の若返り効果の一環として「しみ」を薄くしていきますが、治療時間がかかるので、補助療法の位置づけとなります。最近では、脂溶性ビタミンC誘導体など脂溶性であるためより皮下に吸収されやすく、イオン導入がいらないようなものも発売されてきています。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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