ヒアルロン酸
- 公開日:2015年01月01日(木)
- 最終更新日:2016年11月11日(金)
ヒアルロン酸 (hyaluronic acid) は、ヒアルロン酸は人間の肌の成分でムコ多糖類の一種(グリコサミノグリカン)で皮膚の中では水分を保つことで、皮膚の張りとつやを保持し、肌の乾燥や荒れを防ぐ成分です。ヒアルロン酸の詳細については「ヒアルロン酸」をご覧ください。
美容外科におけるヒアルロン酸注入法は、切開などの手術ではなく注射だけのプチ整形感覚です。施術時間も数分で、直後よりメイクも可能ですので、ダウンタイムの短さからも優れた方法です。ヒアルロン酸には、粒子の大きさの異なるものが存在し、製造メーカーによってもばらつきがあります。体内に吸収されるまでの持続期間はその特徴や注入部位、個人差によって異なりますが、一般的には6ヶ月~12ヶ月ぐらいです。
加齢とともにヒアルロン酸が皮膚から失われて、肌の保湿・弾力がなくなると、小じわが出来やすい状態になります。つまり、ヒアルロン酸がなくなった分を補充してあげるという考えです。顔のしわ(特に額や眉間、鼻唇溝、マリオネットライン)にヒアルロン酸を注入し、埋めて充填することで、しわを伸ばします。
また目の周りの「からすの足跡」と呼ばれる部分のしわや、額のしわなどは、ボトックスとヒアルロン酸の併用でより良い効果が得られる場合もあります。
この記事の監修医師
医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師
・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会
プロフィール詳細はこちら