ワキガ・多汗症|

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アポクリン腺

読み:あぽくりんせん

アポクリン腺(apocrine gland)は動物の外分泌腺の一つで皮下脂肪織上層に存在し、毛穴に出口を持つ腺です。ワキガの臭いの元になります。
哺乳類の全身に分布する汗腺からは、基本的にはアポクリン腺様式で、哺乳類では芳香腺と言うことがあります。これは、脂質やタンパク質などを多く含む乳白色の分泌物を皮膚上に分泌し、この分泌物を皮膚の常在細菌の作用で分解して臭いを発することにより、社会的や性的や縄張りを示す効果のフェロモンとして機能するからです。
ヒトではこの哺乳類の芳香腺が退化したもので、ワキの下の腋窩腺、外耳道にある耳道腺、乳首の周辺の乳輪腺、肛門近辺の肛門周囲腺、瞼にある睫毛腺、鼻にある鼻翼汗腺などに分布します。分泌には自律神経が関与しています。
分泌されたばかりの液自体には臭いはありませんが、アポクリン汗腺の発達が著しい場合は、皮膚表面に存在する常在菌と反応し、低級脂肪酸に分解されてワキガの臭いの元になります。